A storm in the tea cup。

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欧米の学生に学ぶべき3つのこと。

英語、英語って誰もがその重要性を唱える今日この頃みなさんはどうお過ごしですか?

 

僕は留学という形に行き着きました。

 

はじめに、一応書いておくけどそもそも僕が留学した理由。

①英語を話せるようになりたい。②他の国の学生と関わりたい。

ただそれだけ。強い思いがあったわけでもなくただ漠然と。

 

今日は、そんな英語の語学学校に10ヶ月留学した男が

英語より大事な、{欧米生徒に学ぶべき3つのこと}をみつけた話。

まずは大前提として、留学に必要な莫大な費用を払ってくれた家族に感謝。

 

〜英語より大事な3つのもの〜

僕が行った語学学校には世界各国から英語を勉強したい人がやってくる。全く話せない人もいればネイティブ同様に話せる人も。本当に世界各国からやってきていた。僕が出会った生徒だけでも、フランス・スペイン・イタリア・スイス・オランダ・チェコ・ロシア・トルコ・メキシコ・チリ・ペルー・エクアドル・コロンビア・サウジアラビアパキスタンインドネシア・中国・韓国・台湾・マカオそして日本。

そして、一緒に授業を受けているとヨーロッパ系・ラテン系の生徒とアジア系の生徒には面白いほど大きな違いがあった。ここに僕は、日本人が身につけていない大事な能力を見出したとともに、日本人の学生として危機感を覚えた。

 

①間違いを恐れない

 

アジア圏からの生徒は発言が少ない。僕もその1人。「間違ったらどうしよう」そんな気持ちが常につきまとう。それと同時に「だれかが言ってくれる」という気持ちもまた僕を邪魔する。

 

対照的に、特にヨーロッパ圏からの生徒達は本当によく発言する。先生が疑問などを問いかける前にすでに誰かが手を挙げており、発言する。問いかけがなくとも、先生があるトピックについて話している時に自分がそれについて何か知っていてば発言する。たとえ、話の途中であっても。話を最後まで聞かずに発言するのは良いとは言えないが、この姿勢は日本人が取り入れるべき姿勢である。

なぜ、たくさん発言できるのか。それは、

 

たとえそれが間違っていたとしてもそれを恥ずかしいとは思わないからだ

 

教室は間違えてもいい場所。そのような意識が無意識的にあるのだと思う。

おそらく、これはこれまでの学校生活が寄与している。日本の授業は先生がひたすら一方的に話す受動的なスタイル。しかし、欧米ではディスカッションが多く取り入れられた能動的なスタイルが多く取られている。

 

だからこそ、発言をすると言うことに慣れており、間違いを恐れない。間違いを恐れず発言できるというのは簡単そうに見えて日本人の学生ができていないことの1つであり、社会に出た際に必要不可欠な能力の1つでもある。

 

②分からない、知らないで終わらない

アジア圏の生徒は、先生に質問をされた際分からない場合は「分からない」と言って終わる。

しかし、ヨーロッパ圏の生徒はそれでは終わらないのだ。

「分からない、けど〜の点に関しては賛成。なぜなら〜」「〜は知らない、でも〜は〜だと聞いたことがある」など自分が少しでも理解した点や部分的に共感した点を説明する。もしくは「分からない、なぜなら〜」とどうして自分が分からないのかを自分なりに説明する。

これも大きな違いである。この小さなクセがディスカッションなどの場に置いて必要とされる人間になるかの違いを生み出すのだと思う。

 

これもおそらく能動的な教育が生み出した違いだと僕は思う。

 

③楽しむ!!!!

これが一番。欧米の生徒は何だかんだ楽しもうとする。ディスカッションでもイベントでもなんでも。もちろんふざけているという意味ではなく、たとえ興味のないことだとしても参加し貢献していた。

 

ある日先生が、今週クリスマスだからチャリティーイベントを開催して集めたお金を寄付しようと言い出した。クラスは「えーめんどくせー」と不満噴出でみんな乗り気ではなかったのだが、やると決まるとその1分後に「ゲーム大会して儲かったお金寄付しよ」「どんなゲーム作る?」「2つか3つくらい作った方がいいよね」とどんどんイベントに前のめりになっていた。

不満を言っていようと結局は楽しもうとする。

これは日本人が学ぶべき一番のポイントかもしれない。

 

どのポイントも明日から、いや今日から意識すれば変えられることである。じぶんがより生産性のある人間になるためにも意識してみてはどうだろうか。